そんな中

乙一さんの本を初めて読む。お薦めして頂いたので。向こうに取っちゃ軽い気持ちでこんなんありますよってだけだろうがそこはまあいいんだ。本読むのがマジでリフレッシュなんだ。昨日マジ凹みしてたのがちょいと浮上したから。そんなわけで「きみにしかきこえない」。
携帯電話、基本的に好きではない。使ってしまっているけれど、それにすがってはいけないと思いながら溺れていく、どこかにそんな感覚がある。自分の世代だとまだ、元々パソコンでメールを送っていた世代だからか「文章」なんだけれども。若い方々だと本当に「会話」で。こうやって自分から壁を作っているのかも知れないけれど。やはりちょっとその感覚に戸惑いを覚える。
そんなにいいものかな携帯って。確かにそれでつながってる絆だって有るんだろうけれど。
作品の感想じゃないなこれじゃ。
どれも強くて痛いなという印象を受けました。何と言うか。最近の(人気のある)小説の傾向なのかな。確実に、十年前流行っていたジャンルとは違うなと思った。社会の影響を受けていくのが文学ではあるんでしょうが。