大騒ぎの日

自分の髪が予想外に伸びていることに気付く。行き付けのお店の方全員に「…長いッスね」としみじみと言われて。やばい切らねば。んで常にテンション高くておかしかった。懐かしい人にたくさん、一気に会って。何にもしてないのに記念品と花束いただいて、胸がつまった。証書は正直ピンと来なかったんだが。もう学生気分が余りなかったからかな。

周りに可愛い女の子が沢山で目の保養。着物や袴はやっぱりよいのう。その後のドレス姿も皆セクシーで可愛らしくて、普段会ってた人達が皆急に「大人の女」に見えた。本気で見とれてました。衣装で女の方って変わるんですね、いや良い意味で。
裾はアシンメトリに揺れる首のつまった黒のドレスで、白くて華奢な肩を暁色のショールの内側に仄かに浮かび上がらせていた友人は、羨ましいくらい格好良くて可愛い大人の女でした。いつもちょっと先を見ながら、客観的に今の自分を捉えている目が綺麗だと思っていた。語りたい言葉が、つむぎ出したい文字がいつも今にも溢れてきそうな口元が印象的だった。御自身も色々抱えているものがあったでしょうに、こちらばかり愚痴ってしまってすみませんでした。ありがとう。
声をかけてもらった出会いの瞬間を未だに覚えている、四年間何だかんだでよく一緒にいた友人とは、あまりゆっくり喋れなかった上にまた会えるのかすら本当に分からないけれど。短い時間でお互いにしか言えない報告を少しだけして愚痴りあって。何年連絡とらなくても、こっちで勝手に友人と思い続けてるからいつ連絡してくれてもいいよ、てな仲だなと思う。ご両親が素敵だった。あんな夫婦いいなと思った。
馬鹿話を散々した友人とは全くといっていいほどちゃんとした会話が出来なかったけれど、ちょっとした所でアイコンタクトがとれたりして。発想が馬鹿なのが同じだから。こんな感じで続いていくんだろう。
何気ない普通の話から青臭い話まで散々語れた友人は、確かに10年後も変わってなさそう(笑)社交的に見えて実は自分の素直な感情を出すのには臆病で構えてる所があって。真面目でちょっといい加減なところが似てて、話しやすかった。
もう一回目標に向けて歩んでいる友人は、大人しく見えて実はとても強い自分を持っている人だった。どんな言葉も優しくて、愚痴を言っても柔らかく受け止めてくれた。一緒にいると安らげて笑えた。
まだまだ、意外と沢山大切な人って多いものだなあ。

次にいつ会えるのか分からない人達の中で、「また会おうね」と言ってくれた人。絶対これきりにはならないだろうなという人。何年後に会うことになっても今と同じように話せそうな人。色んな付き合い方をしてきましたが、それのどれもよいものだったなと思いました。