気を取り直して

さあ今週のSEEDでございますが。
いやー、BパートのためにAでは使いまわし万歳!だったのでしょうか。「あ、見たことある」てなシーンだけでほぼ構成されてません?三人組以外のところ。そんな三人組はシャニがちょっと、こう、なんというか一人の人間としての行動を始めるというか、キャラ立ってきましたね。遅い。もっと登場が早くてこんな描写もあって、んで「コーディ撲滅を図るのに薬で強化人間を作り出す矛盾と陰謀うごめくナチュ」みたいな流れを上手く見せられたら、地球軍やアズラエルにも深みが出そうなのに。勿論ザフト側ももっとナチュ全滅に向けて弾けてもらってさ。
結構SEEDはネタとしては美味しい要素が多い。のに、使い切れてない勿体無さ。やっぱ砂漠と回想と総集編のツケが。行間の読み甲斐がある作品ではあるなあ。ま、仕掛けとしてそう作ってあり読まされてるんではなく、読まざるを得ない(読まないと話の飛びが大きすぎる)という点ではダメダメに変わりはないのですが。見ようによっては深くなる、ような気がする作品でもある、ような気がする。
ということで、三人組の戦闘はマンネリ化し始めそうなところにシャニの因縁持ってきたのは良かった。それが今後生かされることを切に願います。もし、今の(キラと共闘する)アスランがある程度馴染み(何度か戦ってるという意味で)のある相手を殺してしまったらどう思うのか知りたい。アスランと言えばAA修理でアドバイスしているところがもう可愛くてかわ…(自己規制)。ああ。あれイイ。良かった。
イザークディアッカの話し合いには笑いが零れていけませんでした。キラ・アスランの対峙の同一作品内パロでしょうか。あとディアミリに無理矢理視点を向かわせている回想がちょっといただけません。あの二人は会話や通信の時だけで十分可愛いかったから、こここそ「あとは読者のご想像に(略)」でしょう時間的にも。
フラガ・仮面の因縁は今回明かされると思ってたからさ。エンディング流れ始めた時真剣に怒りが(怒るなよそんなことで)。フラガ何にも知らなかったんだなーびっくり。てか、フラガがそんなに仮面と邂逅してるならクルーゼ隊エースのアスランはフラガのことを知ってるような。仮面が名前を艦内では出さなかったのか、メビゼロじゃないから気付いてないのか。どっちにしろ変なところで鈍そうなアスランですしね(そこがイイのですが)。まああのスタッフですしね。あ、今回キラの作画良かったです。フレイはいつ見ても可愛いです。なんか毎回ラクス・カガリより美人に描かれてる気がするんだよなー。ラクスは可愛い・カガリは恰好いいで描かれてるといったらそれまでですが。