読書。

秋が終わりかけなのになあ。つかもう冬?11月もあっという間に過ぎていった…今月ちょっと暴言多かったからこれから色々フォローだ。あと連絡してないヒトビトがいっぱい…。寒くなると携帯でメールが打ちづらい。
有吉佐和子華岡青洲の妻」読了。有吉佐和子、結構読んだかな?と思いつつ何気に長編が多作な人なのでまだまだ読めていないのがたくさん。これ、比較的短い方かな。題名がこうだから当然妻の方が主人公なんでしょうが…。女って怖い。色々考えてしまって、ゼミを思い出した。誰かに向ける強く激しい思いを恋や愛だと呼ぶなら、加恵のそれは寧ろ於継に向けられているような。青洲が母親や妹には結局何もできず、加恵に麻酔薬を試したということの意味を考えると、ちょっと怖くなるのでやめておく…。
梨木香歩「家守綺譚」読了。衝動買いのハードカヴァー。装丁に惹かれて。表表紙の字が水茎の跡うるわしくて、こんな字書きたいなあと思ったり。めっちゃ好みのお話でした。こういう系統大好き。この人の本は「西の魔女〜」と「裏庭」を読んだ時にはパワーはあるもののピンと来なかったんですが。だんだん、リズムの心地良い文章になってきてるなあと思う。
文人悪食読みかけ。鋼9巻とげんしけん1・5巻買って読みました。