台湾二日目。
計画の時間よりちょい早めに朝食。すごいようちら、と二人で自画自賛。8時間くらい睡眠とりました。朝食はビュッフェ形式。おかゆに気付かなくてトーストにサラダに肉・卵というコンチネンタル。あ、ドラゴンフルーツに挑戦。甘くもすっぱくもないキウイというのが正直な感想。
タクシーで故宮博物館に。タクシーの安さにも感動。故宮博物館、漢字からおおよそを推測するも意味不明なものが多く、二人で展示物説明の英語訳を必死に読んでいたのですが…。この英訳が爆笑もの。なんだっけ、「Highly 〜.」とかいうはじまりの文章とか、明らかに単語それぞれを訳しただけやろ、という。文章になってない文章が多く、英語理解もむずかしかったです。展示物は非常に面白かったのですが、王義之の実物の書が見られなかったのが残念。改装中で展示物が少なかったのです。しかし正直これでも充分でした。あれ以上は身体がもちません。展示物保護のためか台湾の習慣かはわかりませんが、冷房ががんがんに効いていて、二人とも長袖を着ていったのに寒くて寒くて死にそうでした。最後のほう、寒さのせいで駆け足気味に見たしなあ…。中国は、殷や商の時代の細工物が平気でさらっと残っていて、そういうところに中国4000年の歴史や懐の広さを感じました。日本が縄文の時代に、と考えると。
博物館前でお茶販売の勧誘にあいました。台湾で外国人観光客が行きそうなところって、ほとんどみな片言の日本語か英語が喋れるのです。あとは指差しや筆談でなんとかなるので、やりとりに困りませんでした。話した中国語は「謝謝」だけでした。ホントはもうちょい話せる状態で行きたいな、と思ったので、一応中国語会話の本は買っていったのですが、読む暇が結局なかったのでした。
タクシーで台北駅まで戻って、地下鉄で鼎泰豊(小籠包の有名なお店。ツアーに入っていたりガイドに必ずのように載っていたり)に行きました。地下鉄、20NT$なことに感動!一枚一枚カードの(切符の)柄が異なるのも面白かったです。お店はたまたま全く待たずに入れて、小籠包とえびワンタン麺、野菜饅を食べました。あっさり味なので、ぺろっと平らげた…と言いたい所ですがかなりいっぱいいっぱい。水のかわりにサーブされるジャスミンティは無くなったと思うとすぐ店員さんが見つけて注いでくれるし、日本語メニュもあるし日本語の分かる店員さんを回してくれるし、とっても楽。値段も安いし満足。
台北駅までもどって、それから衣蝶という女性向けデパートのある辺りを散策。靴売り場に感激。もう本当、全部可愛いのです。しかも一万円を越すものが殆どない。一階からすべての階を(紳士物以外)見てまわったのですが、面白かったのが下着売り場。基本的にカップ大きめなものが多い!台湾の女の人は胸が大きいんかな…。あと、なんと表現したらいいのか難しいですが、着けてる意味ゼロな下着が結構置いてありました。隠してないじゃん、みたいな。日本でもあるのはあるけど、レベルが違うんですよ。一日中家にいるときとかは楽そうだけど。補正とかぜったいムリじゃん(泣)なものが多かったです。
免税店にもふらっと立ち寄り、母へのお土産に化粧品のセットを買いました。あと父にもひとつ。日本にいたんじゃ絶対入れない高級ちっくなお店で全然くつろげずに買い物してきました。カードの請求が来月も怖いー。
お昼を沢山食べたので、夜ご飯の時間になっても全然おなかがすいてませんでした。ということでマクドで夜ご飯。焼肉ライスバーガーにポテトとドリンクと、何かのキャンペーン中でクラムチャウダーもセットでもらえました。全部で120NT$。日本で何か食べるのって高いなあ。
帰りがけにパステル(台湾ではPorcini)でプリンを買っていこう!と言っていたのですが、閉店時間を過ぎていたので、また戻って開いていたお店でケーキを買って帰りました。ケーキ1個50NT$。ホテルに帰るまでの道々、昨日は気づきませんでしたが異常にブライダルカウンターのお店(何と言ったらいいのか。ウェディングプランを立てるお店?)が多いのです。しかも必ずお客がいるのです。夜の10時にですよ。帰るまでに道路の片方だけで5軒以上はあるのですが、ほぼ複数のカップルが相談中。台湾は結婚ブーム??何でうちら縁がないの?とかなり笑いながらホテルに帰りました。
この日、ようやく仕事から離れられたかな?と思いました。勿論仕事についてはふとした毎に思い出すし、これをしなきゃあれをしなきゃ、あれは参考になる、と考えてはいるのですが、それがやっと重苦しくなくなった感じ。またがんばろう、と思えるようになりました。実際がんばれるかは別ですが、気にしてた小さいことやどんよりしたものが、もういいや、自分にできることをしよう、と思いました。空回りかもしれないしダメかもしれないけれど。あとちょっと、がんばります。